CiscoのWireless製品はAireOSやIOS XEなど2種類のOSが存在したり、WLC(Wireless Lan Controller)にもCisco〇〇シリーズ、Catalystシリーズが存在したり導入する管理形態が様々存在します。
APのモードにはAutonomous(自律型)やLightweight(集中管理型)やCME、EWCなどが存在し導入するにあたって非常に複雑です。
もちろんAPのモードやOSなどの違いで利用できる機能にも「差分」が生まれてきます。
正直「統一して欲しい」と思いますよね。様々な環境に柔軟に導入/提案できるようにする為だと思いますが。
これらのモードやOSなどによる機能一覧はCiscoが公開している「Feature Matrix」にて簡単に確認することができます。
Feature Matrix for Access Point
まずはCisco公式サイト<Feature Matrix for Wave 2 and 802.11ax(Wi-Fi 6) Access Points>を見てみましょう。
Feature Matrix for Cisco Wireless Access Points…
どう見るのか
「Table of Contents」からまずは導入/使用予定のOS、モード別にクリックすることで各機能一覧にページスクロールされます。例えばLightweightでFlexConnectモードで使用する場合は「FlexConnect Feature Matrix (AireOS)」を見てください。一番左の列「Features」に一般的なワイヤレス機能やCisco機能名が記載されており、各Access Point毎に使用できるかがYes or Noで表示されています。
提案/使用前は必ず確認すべきモノ
Cisco Wirelessは非常に多くのパターンで動作しますので、機能の使用可否は必ずここで確認することをお勧めします。
確認することが面倒くさいかもしれませんが、まさか「このモード」で「この機能」が使用できないなんてということにならないようにチェックをしましょう。FlexConnectでLocal MAC Authができないとかで苦戦していた人もいましたので、、